名物メーカーが送り出す「謎めいた新機種」の正体とは......？

　今月、ついに高尾から『パチンコCR弾球黙示録カイジ HIGH&LOW』がデビュー。かねてより出玉スピード「時速3万発」と囁かれていた本機だが、あまりにも激しい「博打性能」をめぐって議論を呼んでいる。

　改めて本機スペックを振り返ると、大当たり確率は約1／319.9、確変比率は50％というまさに"HIGH&LOW"仕様。

　最大の特徴が、現行機最高峰である「小当たりRUSH」の性能だ。確変中の大当たり確率は1／111.9と次回大当たりまで長く、その小当りRUSHの確率は「約1／1.01」と、ほぼ毎Gで増え続けるゲーム性となっている。増加スピードは昨年のヒット作『CR GANTZ』に引けを取らないだろう。

　だが、その代償にヘソ入賞・電チュー時の通常大当たり後はどちらも時短が付随されず、電チューに至っては約70個の出玉獲得しか見込めない。いかに確変+小当たりの「圧倒的RUSH」を継続させるかが、本機の命運を握っているのだ。