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①東和産業ロボットスーツ導入

[ Date ] 2018.06.28
「玉箱を持ち上げる際の腰への負担がつらい」。これは多くのホール従業員が抱える悩みだ。そんななか、東和産業(東京都)は労働環境の改善を図ろうと、装着者の動作を補助してくれるロボットスーツを導入した。玉箱を持ち上げる際に腰にかかる負荷は最大40%低減されるという。

『UNO』などの屋号で関東に26店舗のホールを出店する東和産業は今年5月から、従業員の作業負担の軽減を目的に、腰タイプのロボットスーツをグループ4店舗に2台ずつ、計8台を導入した。

このロボットスーツは、運動する際に脳から筋肉に送られる信号を「生体電位信号」として読み取り、装着者の動作を補助する。東和産業では2年以上前から、スタッフの労働負荷を軽減するためのロボット導入を検討してきたが、コスト面も含めてホールの実務で活用できるものがなく、断念していた経緯があった。今回、人材不足などの問題からあらためて探したところ、主に介護や作業支援などの目的で開発されたロボットスーツの導入に至った。

「アルバイトの面接に来られる方も、玉積みによる負担はどの程度なのかを気にします。これまでも玉積みの負荷がキツイという理由で辞めていくアルバイトスタッフもいました。会社としても、労働環境の改善は急務だと考えていたのです」と川口卓也部長は言う。
①東和産業ロボットスーツ導入
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