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21世紀会から「依存問題対応ガイドライン」の第2版

[ Date ] 2018.04.24
パチンコ・パチスロ産業21世紀会はこのほど、「パチンコ店における依存(のめり込み)問題対応ガイドラインおよび運用マニュアル」の第2版を策定し、関係団体に連絡した。
 
ガイドラインと運用マニュアルは、遊技客にパチンコ・パチスロを「適度に楽しむ遊び」として提供し、依存(のめり込み)問題の啓発や予防等の自主的な取り組みを促すものとして平成27年2月に策定。その後、IR推進法の成立やギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議における「対策の強化に関する論点整理」の決定、さらには管理者の業務への依存防止対策の追加等を盛り込んだ風営法施行規則の改正などが行われたことから、日遊協を中心に改訂作業を進めていた。
 
第2版では、当初のガイドライン策定後に業界で実施している安心パチンコ・パチスロアドバイザー制度や自己申告・家族申告プログラム、さらにはリカバリーサポート・ネットワークの相談時間の延長などを追加。これらを中心に、社会一般に対する依存リスクの注意喚起、啓発活動といった一次予防、来店客に対する啓発活動と安全な遊技参加の推進や、専門機関への橋渡しなどの二次予防に関する説明を中心にガイドラインを構成した。また、運用マニュアルでは、ホールの現場で適正な措置を講じるための具体的な取り組みツールや留意事項などをまとめた。第2版の策定に伴い、旧ガイドラインは廃止した。
 
21世紀会では、依存(のめり込み)問題対策に積極的に取り組むことは遊技産業としての社会的責任だとして、ガイドラインおよび運用マニュアルにそった現場の取り組みを求めている。
21世紀会から「依存問題対応ガイドライン」の第2版
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